三面図投影後、通常の投影方法では省略図を正面図・平面図の同じ位置に作成できません。
先に、平面図の省略図を作成してから [投影図の追加] で省略図を追加できます。
操作手順は以下の通りです。
三面図投影後の省略図を作成する
省略図を正面図・平面図の同じ位置に作成する場合、3D データ側で省略する位置に基準シェイプ(円柱穴かブロック穴、または円柱かブロック)を作成し、それを基準に省略図を作成します。
省略する位置に既に基準になるようなシェイプが有ればそれをご利用ください。
操作手順は以下の通りです。
〔1〕正面図・平面図の他に、図枠外に平面図または正面図で投影図の追加をします。
〔2〕3D 側で追加したシェイプ(または基準になるシェイプ)が認識できる状態にします。(陰線の表示など)
〔3〕省略図の作成で、省略する線の位置を追加した投影図の基準シェイプの端点(または交点・円の中心)を選択しします。
〔4〕省略図作成後、追加した投影図と 3D 側の基準シェイプは削除します。
先に平面図の省略図を作成する
CAXA Draft で投影図の正面図を省略図にした状態で、平面図も省略図にしたい場合、省略図のまま [投影図の追加] で追加が可能です。
[投影図の追加] のインスタンスメニュー [2.] を、[省略図に同期する(デフォルトは、省略図に同期しない)] に設定すると省略図の状態で平面図が追加されます。
[投影図の追加] をクリック後、投影図を選択する前に、インスタンスメニューで設定を行います。
IRONCAD 2022 の場合
Sync Broken View(デフォルトは、No Sync Broken View)と英語で表記されております。