IRONCAD で実際にねじ山の形状を作成する方法を説明します。
手順
例:M6 のおねじを作成する場合
※正確なサイズはご自身でお調べいただくようお願いいたします。
〔1〕 カタログから [円柱] をドロップし、直径を谷の径(4.917mm)にします。
〔2〕 [スケッチ]タブ → [2Dシェイプ] を選択します。
〔3〕 [スケッチ]タブ → [ポリライン] を選択し、下画像の断面図形を作図します。
作図する際は、[自動拘束] を設定しておくことで、自動的に拘束が作成されます。
〔4〕 [スケッチ]タブ → [ミラー] を選択し、X軸 を基準にミラーします。
〔5〕 [スケッチ]タブ → [SmartDimesion] を選択し、作図した線に寸法拘束を作成します。
このとき、完全拘束(緑色の状態)になるようにします。
・斜めになっている線の角度は30°、その他の線は現時点では寸法値を設定する必要はありません。
・寸法拘束を作成する際に、名前を設定しておくと、後から判別しやすくなります。
〔6〕 [スケッチ]タブ → [フィレット] を選択し、ねじ山の山にあたる部分にフィレットを作成します。
フィレット作成後、[SmartDimension] で寸法拘束を作成し、[終了] します。
〔7〕 断面図形を右クリックし、[パラメーター] を選択します。
〔8〕 [パラメーターの追加] を選択します。
パラメーター名に [P]、パラメーター値を [1] に設定します。
※ピッチを制御するパラメーターになります。パラメーター名は任意の名前で問題ありません。
〔9〕 作成した寸法拘束が表示されていますので、各寸法に式を設定し、[適用] をクリックします。
[式] に設定する計算式は下画像を参照しています。
IRONCAD2026 以降の場合、[クイック編集に表示] にチェックを入れると簡単に編集ができます。
〔10〕 [フィーチャ]タブ → [ねじ山] を選択します。
〔11〕 [断面図形] に作図した断面図形、[サーフェス] に円柱の側面を選択します。
〔12〕 [開始ピッチ] は、M6 のピッチ(1mm)に設定します。
[ねじ山の長さ] を円柱より少し長く設定し、[開始距離] にマイナスの値を入力します。
※元の円柱パーツに対して、上下にはみ出すよう設定します。
作成した断面図形のパラメーターと円柱の直径を変更することで、並目、細目に関わらず、その他のサイズも作成可能です。
下穴先端の 118° の円錐形状は別途作成する必要がありますので、ご注意ください。
例:M6 のめねじを作成する場合
〔1〕 めねじを作成するパーツをカタログからドロップします。
〔2〕作成したおねじのパーツが重なるように TriBall で移動します。
〔3〕[フィーチャ]タブ → [トリム] を選択します。
〔4〕[対象パーツ] にめねじを作成するパーツ、[トリムパーツ] におねじを選択し、実行します。
必要な場合は、[オフセット] に任意の値を入力することで、オフセットされた位置でトリムが可能です。