IRONCAD で作成するパーツには、操作の履歴がツリー構造として残ります。
3Dのオプション → [パーツ] → [既定の並び替え] の設定が [パーツ設定を使用] や [Intellishape を並び替える] になっていると、操作する状況によってプログラムが自動で判断しフィーチャ(操作)の順番が並び替えられます。
IRONCAD2023 からインストール時の初期設定は、[[Intellishape を並び替えない] になっています。
設定を変更しない限り、IRONCAD2023 から自動で設計履歴の順番は変わりません。 パーツの場合
フィーチャの並び替えにより、作成した穴や形状が計算できない状況になると、エラーメッセージが表示されます。
その場合、パーツを右クリックして [検査と操作] メニューより [並び替えを許可] をクリックしてチェックを解除することで、並び替え許可を無効にすることができます。
また、カタログにパーツの状態で登録する場合は、 [並び替えを許可] がされていない状態で登録されますが、インテリシェイプ状態で登録した場合は、そのままシーンにドロップすると [並び替えを許可]
にチェックが入った状態でドロップされます。
パーツ状態でカタログに登録とインテリシェイプ状態でカタログに登録では条件が変わりますのでご注意ください。
アセンブリの場合
右クリックメニューの内容が変わります。
[順序変更をすべて禁止] を選択してください。
どちらの状態でもチェックマークは入りません。
デフォルトのカタログはインテリシェイプ状態で登録されているため、 [並び替えを許可] にチェックが入った状態で登録されています。
そのままシーンにパーツとしてドロップすると [並び替えを許可] の状態でドロップされますのでご注意ください。