慣性モーメントを計算する

慣性モーメントを計算する

[ツール]タブ → [検証]グループ → [解析] で慣性モーメントを計算することができます。


[解析]ダイアログ の [慣性モーメント]タブ よりアセンブリ/パーツの慣性モーメントを計算することが可能です。


慣性モーメントとは、物体を回転させるときの回転しにくさの指標となります。
トルク = 慣性モーメント × 角加速度
となり、慣性モーメントを計算できれば、必要な角加速度を得るために必要なトルクが計算できます。

大きなタイヤと小さなタイヤを人力で回転させるときに、直感的に大きなタイヤを回転させる方が、
必要な労力が大きいというイメージがあると思います。

回転させるのに労力が大きいということは、慣性モーメントが大きいということになります。
材料力学の曲げの計算で、必要な断面二次モーメントや断面係数とは無関係の数値になります。

IRONCAD は任意の回転軸の慣性モーメントを計算することも可能です。

詳しくは、添付ファイルをご参照ください。