パーツをアクティブに設定する

パーツをアクティブに設定する

パーツを [アクティブに設定]する とは、現在モデリング中のパーツのみを編集できる状態にすることで、それ以外のパーツ形状を誤まって変更することを防止します。

設定方法

アクティブにするパーツを選択し、マウス右クリックメニューより、 [アクティブに設定] を選択します。


アクティブ状態のパーツは、シーンブラウザでパーツ名が青色で表示されます。
青色が薄いので、注意して確認してください。

アクティブを解除する方法

シーンブラウザのパーツ(どれでも可)を選択し、マウス右クリック → [すべて非アクティブに設定] を選択することで解除できます。
すべて非アクティブに戻す操作は、アクティブなパーツ以外のパーツからでも操作可能です。

オプションの設定

特定のパーツをアクティブに設定すると、アクティブなパーツ以外を半透明にすることができます。

〔1〕 3Dオプションを開きます。
〔2〕 [インタラクション] → [フィーチャの動作] → [フィーチャを編集時に他のシェイプを透過表示しない] のチェックを確認します。
  1. チェック有り:アクティブパーツ以外の非アクティブパーツは、透過無しで通常に表示します。(IRONCAD2023 デフォルト設定)
  2. チェック無し:アクティブパーツ以外の非アクティブパーツは半透明で表示されます。
チェック無しの例:左がアクティブ状態で右が非アクティブ状態。

ショートカットキー 〔Ctrl+Shift+Aキー〕 を実行すると、選択されているパーツがアクティブに変更されます。
ショートカットキーを使用して操作する場合は、いつの間にかアクティブパーツになっていることに気付かずに操作を続けてしまうことがあるため、ご注意ください。
間違えて操作した場合は、アクティブなパーツにもう一度、〔Ctrl+Shift+Aキー〕 を実行するか、<アクティブを解除する方法> を実施してください。

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