引っ張りばねを作成する方法をご案内します。
モデリングカーネルが Parasolid では引っ張りばねは隙間なく作成することはできません。
僅かな隙間が必要です。
また、空間にらせんを配置するとパーツのアンカー位置がらせん中心に作成されません。
基準パーツを一時的に配置するなどの工夫が必要です。
操作手順は以下の通りです。
〔1〕ばねのアンカーを中心に作成するように、基準パーツとしてブロックを配置します。
〔2〕[3D曲線]タブ → [作成]グループ → [3D曲線] をクリックします。
〔3〕[3D曲線]タブ → [作成]グループ → [らせん] をクリックし、基準パーツに配置します。
〔4〕パラメータを入力し、[OK] をクリックします。
さらに、[OK] をクリックし、[3D曲線]編モードを終了します。
〔5〕[フィーチャ]タブ → [フィーチャ]グループ → [スイープウィザード] を実行します。
作成している [らせん] を選択すると、断面図形の作成に切り替わります。
〔6〕[スケッチ]タブ → [作図]グループ → [中心、半径] で円を作図します。
隙間ができるように断面図形の直径が [らせんのピッチ] より小さくなるように設定してください。
今回は、開始ピッチ[p1] が [20] ですので、らせんのピッチは 20/2=10 となりますので、[10] より小さい値を設定します。
〔7〕基準として配置したブロックや3D曲線を、抑制または削除します。
詳しくは、下記動画をご参照ください。
IC-028