3D曲線 の [らせん] を使用し、円柱の側面にらせん溝を作成する方法を説明します。
らせん溝の作成は、3D曲線の [らせん]コマンド とフィーチャの [スイープ]コマンド を合わせて作成します。
操作方法は下記になります。
〔1〕 [3D曲線]タブ → [作成]グループ → [らせん] をクリックし、円柱の側面に沿うように らせん (パス) を作成します。
〔2〕 溝のスケッチをらせんに垂直になる様に作成します。
溝のスケッチ作成の際に、らせん (パス) の先端 (端点) を選択すると、自動で らせん (パス) に垂直に 2Dスケッチ のグリッドが配置されます。
溝のスケッチは、スケッチタブの 2Dシェイプ で作成します。
〔3〕 らせん (パス) と溝の断面図を利用し、スイープコマンドで円柱の側面をカットします。
詳しくは、下記動画をご参照ください。
らせん (パス) の回転方向 (※1) を変えたい場合
らせんの設定画面のプロパティで [らせんを逆方向にする] にチェックを入れることで右回転と左回転の変更が可能です。
※1 らせん (パス) の回転方向を変更する
らせん溝の断面図や らせん溝自体を作成した後に、らせん (パス) の回転方向を変更する場合は、作成した らせん溝の断面図は削除し、再度溝の断面図を回転方向を変更します。
その後、らせん (パス) を再作成して、スイープを実行してください。
らせん (パス) の回転方向の変更は、溝の断面図を作成する前の、らせん (パス) を作成する際に変更してください。
らせん溝の断面図を作成した後やらせん溝を作成した後に、らせん (パス) の方向を変えてしまうと、らせん溝の断面図は元の向き(位置)の状態でらせん (パス) 方向が変わってしまうためらせん溝の形状が崩れてしまいます。