IntelliShape プロパティ の サイズボックス の項目について説明します。
1. サイズボックスの起動
サイズボックス とは IntelliShape(形状) を囲み、その寸法を表示する境界枠です。
IntelliShapeプロパティ の サイズボックスにはサイズボックスの寸法と動作を設定するオプションがあります。
サイズボックス を表示するには IntelliShape を選択し、右クリックメニューから [IntelliShape プロパティ] を選択します。
その後、画面の左側にある [サイズボックス] を選択するとサイズボックス の 詳細プロパティ が表示されます。
また、IntelliShape は [シーン]ブラウザ のプラスマークの展開もしくはパーツを2回クリックすることで表示されます。
2. 寸法
[寸法] はサイズボックスとオブジェクトの比率を制御します。
サイズボックスハンドルをドラッグせずにこのオプションを使用し、正確な寸法を設定します。
例えば、ブロックシェイプの長さを正確に 1.864cm にしたい場合には、その値を [長さ]ボックスに入力します。
寸法を 2cm 増加/減少するには、現在の値に +2、または -2 と入力します。
また、寸法グループの右にある [Start] 、[End] 、[Anchor] は寸法の増減方向を制御します。
[Anchor] に設定されると アンカー の位置の比率で寸法の両側の増減を行う設定です。
同じく [Start] に設定されると開始側が増減される設定です。
3. 表示
[表示] では、パーツ/アセンブリ選択時にサイズボックスのどの部分を表示するかを設定します。
ハンドル
これらのオプションのいずれか、またはすべてを選択し、任意のハンドルを表示します。
ボックス
サイズボックスのアウトラインを表示します。
4. サイズ変更の動作
サイズボックスの サイズ変更の動作] は、ハンドルをドラッグする時のサイズボックスの動作を設定します。
サイズボックスハンドルは 3 つの軸 長さ、幅、高さ) に表示されます。
軸のドロップダウンリストから次の 3 つのサイズ変更オプションから 1 つを選択します。
サイズボックスの中心を軸に
サイズボックスの中心点を軸に、左右対称にオブジェクトのサイズを変更します。
アンカーを軸に
アンカー点を軸に、左右対称にオブジェクトのサイズを変更します。
反対側のハンドルから
選択したハンドルの反対側からオブジェクトのサイズを変更します。
※これらのサイズ変更方法は主に押し出しシェイプで使用します。
スピン スイープ ロフトシェイプは形状により使用できない場合があります。
最小サイズ/最大サイズ
「0」 以外の値を入力すると、サイズ変更時の下限/上限を設定できます。
ハンドルで操作した際もロックがかかった状態となり、制限をかけることができます。
5. アスペクトロック
[アスペクトロック] は、サイズ変更時のサイズボックスの寸法比率を設定します。
2 つ以上の方向をロックして比率を維持します。
例えば、長さと幅をロックし、どちらか一方のハンドルをドラッグすると、長さと幅の比率を維持したまま、サイズを変更できます。
サイズボックスの アスペクトロック] には次のオプションがあります。
なし
寸法比率を設定しません。
ドラッグするハンドルのみサイズが変更され、他のサイズは変更されません。
長さと幅、長さと高さ、幅と高さ
オプションの 1 つを選択し、2 つの寸法比率を維持します。
1 つの寸法を変更すると、他の寸法もそれに応じて変更されます。
すべて
1 つの寸法を変更すると、すべての寸法が比率を維持して変更されます。
6. 数式の表示
このオプションにチェックを入れると、結果値ではなく計算式が表示されます。
ただし、パラメーターを式に使う場合はパラメーター名を先にパラメーターテーブルに追加する必要があります。
7.ハンドルの自動切り替え順序
Enter キー を押した際に変わる項目の順番を設定できます。