操作中に突然、IRONCAD が終了する原因として以下の症状が報告されています。
- フォルダやデスクトップにある ics ファイル をダブルクリックで開いている
- Windows10 を使用している
- 解像度と文字スケールを変更している
- グラフィック機能 [GPU] が要件を満たしていない
それぞれの原因について対処法・回避策をご説明します。
フォルダやデスクトップにある ics ファイル をダブルクリックで開いている
IRONCAD を起動せず、フォルダやデスクトップにある ics ファイル をダブルクリックで開いた際に、
操作途中で IRONCAD が突然終了することがあります。
対処法
ファイルを直接開かずに、IRONCADを起動してからファイルを開いてください。
下記リンクをご参照ください。
Windows10 を使用している
Windows10 2004以降のバージョン(2004、20H1、20H2、21H1)にアップデートすることで、一部の環境において IRONCAD に不具合が生じます。
回避策
IME を以前のバージョンへ戻すことで不具合が改善されます。IME (日本語入力)の設定をご確認ください。
下記リンクをご参照ください。
設定変更後、PC を再起動してください。
解像度と文字スケールを変更している
解像度と文字スケールの設定により IRONCAD IRONCAD が起動しない、または 起動してもすぐに落ちるなど影響が出ることがあります。
対処法
Windows のディスプレイ設定をご確認ください。
ディスプレイの解像度と表示スケールの値が推奨または推奨に近い設定になっているかご確認ください。
175%などの大きいスケールでご使用の場合、正常に起動しないことがあるため、設定変更をお願いいたします。
グラフィックカードのドライバーが最新でない
PC のグラフィックカードのドライバーが原因で IRONCAD の動作に影響が出ることがあります。
対処法
グラフィックカードのサポートページから、ドライバーの更新をお試しください。
ドライバーは PC に搭載されているグラフィックカードのメーカーサイトから入手できます。
設定変更後、PC を再起動してください。
グラフィック機能 [GPU] が要件を満たしていない
グラフィック機能 [GPU] が要件を満たしていないために描画に問題が発生している可能性があります。
対処法
設定を変更することで動作する場合があります。
手順は以下の通りです。
IRONCAD のシーンを開いていない状態で、[メニュー] から [オプション] を開きます。
[レンダリング]項目 を開いて、[レンダラー] から [高機能 OpenGL/Direct3D(A)] を選択し、[ドライバーの種類] を変更します。現在ご使用のドライバーが [OpenGL] の場合は [DirectX] か [OpenGL2] に、[DirectX] の場合は [OpenGL] か [GL2] に設定を変更してください。
CPU またはチップセット内蔵のグラフィック機能は動作保証外です。