投影時間が 5 分以上かかる場合、以下の原因が考えられます。
ACIS パーツが多い
投影図オプションの [略図ねじ山] にチェックが入っている
パーツ/アセンブリの数が多い
ACIS パーツが多い
CAXA Draft に投影する際、プログラム内部で ACIS から Parasolid に変換してから投影されます。
そのため 3D データーを ACIS 形式で作成している場合、投影に時間がかかることがあります。
対処法
パーツカーネルを Parasolid に変更します。
パーツを選択し、右クリックメニューから [プロパティ] を選択します。
[全般] → [モデリングカーネル] から [Parasolid] を選択します。
[Switch Kernel] コマンドを使用してカーネルを一括変更することができます。
投影オプションの [略図ねじ山] にチェックが入っている
略図ねじ山にチェックを入れると投影に時間がかかります。
対処法
3D モデルを CAXA Draft に投影すると [投影図の出力] 画面 が表示されます。
[その他]タブ から [略図ねじ山] のチェックを外します。
[図]タブ のオプションを設定して投影を実行します。
全体図の場合は極力[略図ねじ山] のチェックを外してご使用ください。
パーツ/アセンブリの数が多い
パーツ/アセンブリの点数が多いモデルを投影すると時間がかかります。
対処法
外形図を投影した後、陰線やマークなどを表示させます。
手順は以下の通りです。
1. [投影図の出力] → [その他]タブ の投影オプション、投影オブジェクトの全チェックを外し外形図を投影します。
2. 投影した図を選択して右クリックします。
メニューから [投影図の編集] → [図のプロパティ] を開き、表示させたい項目にチェックを入れます。