投影図にハッチングを作成する

投影図にハッチングを作成する

3D図 とリンクしている投影図に断面図とは別に、単独で独立したハッチングを作成する方法を説明します。

手順

〔1〕 投影図のマウス右クリックメニューより、 [図の編集] または [図のインプレイス編集] を選択し投影図の編集モードに入ります。


〔2〕 [作図]タブ → [描画]グループ → [ハッチング] を実行します。


〔3〕 ハッチングを実行すると、画面左下にインスタンスメニューが表示されます。
項目1 を [点を選択] または [境界を選択] でハッチングを作成する領域またはパーツ図の線を選択します。



〔4〕 投影図のハッチング領域またはパーツの線を選択し、マウス右クリックで確定します。
マウスで確定するとハッチングが作成されます。
※ハッチング個所が複数ある場合は、続けて複数選択し選択が終了後、マウス右クリックで確定します。

・パーツ図の指定の領域にハッチングを作成したい場合は、 [点を選択] にしてハッチングする領域を選択し、ハッチングを作成すると指定した領域のみハッチングが作成されます。




・パーツ全体にハッチングを作成したい場合は、[境界を選択] にしてパーツ図の線を選択し、ハッチングを作成するとパーツ全体にハッチングが作成されます。


 

パーツに複数の段差や切込み穴がある場合は、 [境界を選択] でパーツ図の線を選択しても、部分的なハッチングしか作成されない場合があります。
その場合は、 [点を選択] でパーツ内の領域を個別に選択してハッチングを作成してください。

〔5〕 [ブロックの編集] または [ブロックのインプレイス編集]タブ → [終了] または [保存して終了] で終了します。
[ブロックの編集] で編集後に終了した場合は、再度 [変更を保存しますか?] というメッセージが表示されます。
[はい] をクリックして終了します。


詳しくは、下記動画をご参照ください。


CA-016
    • Related Articles

    • ハッチングを編集する

      CAXA Draft に作成したハッチングを編集する方法を説明します。 [作図]タブ → [ハッチングの編集] で実施します。 パターンの種類、尺度や角度の他、追加/削除/領域の再作成が可能です。 詳しくは、下記動画をご参照ください。 CA-053
    • 投影図の一部に色を付ける

      投影図の一部に色を付ける方法を説明します。 〔1〕 [図のインプレイス編集] に移動します。 ※投影図をダブルクリックしても可 〔2〕 [作図]タブ → [塗りつぶし] を実行し、色を付けたい領域内を左クリックで指定します。 〔3〕 指定後、マウス右クリックで確定します。 詳しくは下記動画をご参照ください。 IC-049
    • 断面図のハッチングを編集する

      CAXA Draft に図を投影し、断面図作成後にハッチングを編集する方法を説明します。 手順は以下通りです。 〔1〕[3Dインターフェース]タブ → [投影図の編集]グループ → [ハッチング] を実行します。 〔2〕キーボードの操作をせず続けて複数図の線を選択します。 〔3〕マウスを右クリックして(または [Enter]キー を押す)確定すると編集画面が開きます。 〔4〕尺度などを変更して [OK] で変更を適用します。 詳しくは、下記動画をご参照ください。
    • 投影図にリンクしている 3Dファイル(.ics)を確認/変更する

      投影図にリンクしている 3Dファイル(.ics)を確認または変更する方法を説明します。 リンクファイルの確認 〔1〕 CAXA Draft の図面(.exb)を開きます。 〔2〕 [3Dインターフェース] → [摘要]グループ → [リンクの編集] をクリックします。 〔3〕 CAXA Draft で使用している ICSファイルは、[ファイル名] に表示されます。 リンクファイルの変更 (上記の 〔3〕 まで同じ操作) 〔4〕 ...
    • 3D とリンクしているデータの断面図ハッチングを編集する

      CAXA DRAFTに投影し、断面図作成後に断面図に作成されたハッチングを編集する方法をご案内いたします。 〔1〕[3Dインターフェース]タブ → [投影図の編集]グループ → [ハッチング] を実行します。 〔2〕編集するハッチングを選択します。 複数ある場合は続けて選択します。(キー操作は不要) 〔3〕選択が終了したら、右クリックで確定します。 〔4〕[ハッチング パターン]ダイアログ が表示されますので、任意の設定に変更します。 〔5〕[OK] ...